ゼントラの野郎はキルキルキル!サーチアーンドファッキーンデーストローイ!!

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2005年 11月 11日

1992年のF1サーカス

昨日に続いてF1与太話。
F1史上のベストレースは?との問いに、1992年のモナコGPを挙げる人は多いと
思う。それだけドラマティックなレースだった。

1992年のF1サーカスは開幕からウィリアムズが圧倒的な強さを見せていた。
電子制御のリアクティブサス、トラクションコントロールのハイテクと空力の天才
A・ニューウェイのデザイン、信頼性抜群のルノーエンジンで武装したFW14Bは
異次元の速さを見せつけておりN・マンセルは開幕から5連勝、マシントラブルか
アクシデントが無い限りこのまま最後まで勝ち続けるのではないかと言われた。
事実モナコGPでもマンセルは終始レースをリードし、誰もがマンセルの勝利を
確信していた。

ドラマは残り8周に起こる。
突如マンセルがピットイン、タイヤ交換をする。2位のA・セナとの差は26秒。
タイヤ交換を終えたマンセルがコースに戻った時、セナのマクラーレンが先行
していた。猛然と追走するマンセル、必死に逃げるセナ。セナの駆るマクラーレン
MP4/7はホンダV12を搭載していたがマシンパッケージとしてはFW14Bより
一枚も二枚も劣っていた。数周で両者の差はほとんど無くなる、マシン差は明白
だ。1コーナー、エルミタージュ、カジノ前、ミラボー、ローズヘアピン、トンネル、
ヌーベルシケイン、プール前、ラスカス、あらゆる所でマンセルが襲い掛かる。
オフィシャルからセナに青旗が出されるもセナは譲らない。まさかと思っていた
勝利のチャンスをセナが譲るわけがない。ラインを外しながらも猛然とプッシュ
するマンセル、マシンの体勢を崩しながら超人的なドライブでマンセルを抑え
込むセナ。両者のバトルはファイナルラップへ。

フジTVの三宅アナが絶叫する。
抜かせない!レッドファイブが右に左に懸命にプレッシャーをかけますが、
抜けない!抜けない!セナが行く、セナが抑える!
さぁ、さぁ、ファーステスト・・・最後の、ファイナルラップが近づいてくる!
最後のラップだ!ほとんどもう、ホイールとホイール、ホイールとウィングが
くっつかんばかりに・・・、ナイジェル・マンセルがまた外から行く!

どんなにしても抜けない!ここはモナコ、モンテカルロ!!絶対に抜けないっ!!


トップでチェッカー受けたのはマクラーレンのセナ、差は僅か0.2秒。ゴールを
抜けたセナのマシンから白煙が上がる。仕事を全うして役目を終えたホンダ
エンジンが上げた断末魔だった・・・・。

レース後の表彰式、お互いを讃えるセナとマンセル。マシンの性能云々よりも
ドライバーの精神力を見せつけられたレースだった。

時は流れてF1のレギュレーションも幾度か変わり、ドライバーの技量よりも
マシンパッケージやレース戦略で勝敗が決する現代のF1。
でも92モナコGPのようなドライバーの精神力の戦いがもう一度見たい人は
私だけでは無いはずだ。
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by mapsmaps | 2005-11-11 12:41 | 雑感、戯言 | Comments(0)
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